奨学金の実態
少し前に、衝撃的なツイッターを発見してしまいました。
【学校では教えてくれない】
取り返しがつかないことも、実在するということ。
※2枚目は見て欲しい pic.twitter.com/V3pZCGFV1y— HIRO@spray (@It_is_luck) March 27, 2018
私が無知だっただけかもしれませんが、母としては身につまされるようなツイートでした。
気になるTwitterのその内容とは?
これから社会人となり、
奨学金を返済していく立場にある人へ。
滞りない返済をすることは当然ですが、もし「払えな
い」となった場合。猶予・減額返済の申請が可能です。
(総支払が減るわけではありません)0570 666 301
この電話もせず、
まるで友達との約束を破るように、
学校課題から逃れるように、
親の言葉に耳を塞ぐように、3ヶ月ほど隠れ逃れした時。
個人信用機関に登録され、
将来がプツッと、簡単に途切れます。
衝撃の2ページ目。
個人信用機関に登録されるとは?
つまり・・・
間違いなく、
銀行からお金が借りられなくなる
クレジットカードが作れなくなる新車中古車、マイホームどころか、パソコンや趣味の
分割払いも、全て出来なくなるということです。【重要ポイント】
いつまで?
完済から5年は必要。
延滞がなくなった時から、ではありません。奨学金の場合、例えば
22歳に大学卒業
20年間払いだとしたら..- あなたが次に、車やマイホーム、欲しいパソコン
など分割払いで何かを買えるのは、47歳以降になります。
ほんとに。逃げ道は、ないです。
まだまだ続きます。
困ってからでは遅い。
若気の至り、とは良く言うが..
奨学金の滞納は人生を追い込みます。後輩くんが
「奨学金払う余裕なくて電話でない」
と間違った判断をしていましたので。
どんなにお金で困っても、
将来結婚でもした時に
「私、車47歳まで分割できないから..」
「子どもが成人するまで家の審査に通らない..」なんて言いたくないですよね?
せめて、
「年収○○○万円以下なので、今年いっぱいの支払い
を待って下さい」と猶予・減額を利用して!
そして、ラスト。
ちなみにその話を聞いた後輩くん。
すぐに電話して謝って、延滞分を支払い、猶予申請を
行っていました。日本学生支援機構からの言葉、
「承知致しました。猶予は通ると思いますよ。ただ、
27日に引き落とされなければ、信用機関に登録され
る予定でした。」だったそうです。大袈裟な話ではありません。
もちろん、この完済から5年という考え方は、車や携
帯、様々な支払いにも言えることです。5年が伸びたり縮んだりする可能性は今後分かりませ
んが、「完済から」と言う考えは常識的に続くはず。今回は後輩のヶ一スもあり、支払い終了までの期間が
長い奨学金について話題としました。新社会人、未来のために頑張れ!
読んで思わず、ふーっ。とため息をつきました。
私がこの奨学金の問題に関して、無知だったのは
私の親が奨学金を借りることなく、卒業させてくれたからに
他なりません。本当に感謝。
(もっとちゃんと勉強すればよかった。。。と反省も)
同時に、今度は3児の親となった私は
子供に大きな借金、そう
奨学金 = 借金(ローン) なのだ。という
強い意識を持った上で、
こんな大きな借金を背負わせてはいけない。
と、気を引き締めなおしました。
でもちょっとばかりは、
真面目に勉強するためにはありかもしれないけど。ね。
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奨学金問題への対策
奨学金800万円重荷「父さんごめん」 親子で自己破産
出典:朝日新聞デジタル
同時にこんな悲しい記事も発見しました。
って!800万円の重荷を18歳かそこらの子供に背負わせた???
うう~ん。正直、これはほぼ学生生活にまつわる全てを
負わせているのでは。親は部分的にも出せないのであれば
800万円もの借金を抱えたまま社会人になるよりは
高卒で働いていれば、4年間で800万円くらい稼いでいるかも。
そこまでして、大卒資格を得る必要性があるのか。
親子でよーーーくよーーーく考えた上での大学進学を
決めるべき。
そして、やっぱり教育って国力だと思うんです。
海外では、ほとんど無料で大学まで出ることが出来る国もある中
日本は教育にお金がかかりすぎている。
財力にものを言わせる教育って、どうなんだろう。と思います。
大学の学費が高い = 高い教育レベル。ではないのです。
残念ながら、教員と同じレベルの給料と年3回のボーナスを
ほとんど無気力な大学職員でも自動的に受けていることから
大学職員の生活費を、親が子どもに高等教育を受けさせたい一心で
その必死の労働によって学費として払っているにすぎません。
一度、子どもが受けようとしている大学に足を運んで
職員の姿勢を見てみて、キャンパスの雰囲気を感じて
それから将来的にかかるお金とを十分考慮した上で
親子共に「いきたい!」と感じるところへの
進学を考えるべきだと思いました。
一番いいのは、大学卒業まで学費がほとんどかからない方向に
政府が持っていくことですけど、まったくいつになるか
日本はずっとこんな感じなのか、わからない。
だから、自己責任で熟考した上で
大事な大事な子どもの進路を決めていきたいです。
二人三脚でね。